最近、民泊についての報道が目に付く。
京都新聞社の報道によると京都市のマンションに中国人観光客を宿泊させた民泊業者が
旅館業法違反の疑いで捜査された。記事を読んでの感想「民泊事業者ではなく民宿事業者ではな
いのでしょうか。」http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20151105000007/print
私は、この民泊の表記に違和感を感じています。
これは民泊ではなく民宿だと思います。
「民宿」とは
宿泊を目的としている業(宿泊料を取る)民宿です。
宿泊を目的に民家や空き家を提供するのは民宿です。民宿の形態には食事を出す場合と
食事を出さない素泊まりがあります。
基本的には宿泊と食事の提供で、民家との交流や体験プログラムの提供はありません。
「民泊」とは
民家にお客様を家族として迎え、生活体験を一緒に行っていきます。
ホテルや旅館、民宿のような「宿泊業」ではなく、家業や地域の暮らしを体験したい人の
ために、自分たちの生活の場を提供し、指導の対価と材料費を体験料として受け取っています。